MENU

曲げわっぱの黒ずみの取り方!カビとの見分け方と正しい掃除法も紹介

当ページのリンクには広告が含まれています。

曲げわっぱのお弁当箱は、見た目も美しく、食材の余分な水分を調整してくれる優れたアイテムです。

しかし、長く使っていると「黒ずみ」や「カビ」が気になりませんか?

特に、一人暮らしや毎日お弁当を持っていく方にとっては、せっかくのお気に入りが使えなくなるのは避けたいところです。

しかも、曲げわっぱのお弁当箱は、良いものだと5,000円~10,000円越えのものまである高級品。

そこで今回は、「曲げわっぱの黒ずみの取り方」を中心に、「カビの取り方」や「黒ずみとカビの見分け方」まで、徹底的に解説します。

目次

曲げわっぱに黒ずみができる原因とは?

まず、なぜ曲げわっぱに黒ずみが発生するのかを理解することが大切です。

なぜなら、原因を知ることで適切な取り方がわかり、さらに再発防止にもつながるからです。

食材の色素や油分の染み込み

醤油やソース、揚げ物の油などが木の繊維に入り込み、時間とともに黒ずみとして現れます。

湿気や水分による雑菌繁殖

洗った後に十分に乾燥させないと、表面に水分が残り、黒ずみの原因になります。

手入れ不足

使い終わってすぐに洗わなかったり、スポンジでこすりすぎたりすると木が傷み、黒ずみが出やすくなります。

このように、黒ずみは「汚れや染み」が多い一方で、カビは「菌の繁殖」によるものです。そのため、次に黒ずみとカビの見分け方を確認しましょう。

黒ずみとカビの見分け方

黒ずみなのか、カビなのかを見分けることはとても重要です。

なぜなら、黒ずみなら適切なお手入れで落とせますが、カビの場合は健康に悪影響を与える可能性があるからです。

黒ずみの特徴

  • 色が均一で、表面に広がるように付着している。
  • 洗浄や重曹を使えば落ちることが多い。
  • においが特にない。

カビの特徴

  • 黒だけでなく、白や緑など複数の色が混ざっている。
  • ふわふわ、または斑点状に広がる。
  • 酢やアルコールを使わないと取れない場合が多い。
  • カビ臭さがある。

この見分け方を覚えておけば、「これは黒ずみだから掃除すれば大丈夫」「これはカビだからしっかり除去する必要がある」と判断できます。

【黒ずみの取り方】曲げわっぱのお手入れ方法

黒ずみを取る方法はいくつかあります。
ただし、曲げわっぱは木製なので、強い洗剤や長時間のつけ置きは避けなければなりません。

そこで、安全にできる取り方を段階ごとに紹介します。

軽い黒ずみの場合

STEP
中性洗剤+柔らかいスポンジで洗う


使用後すぐにぬるま湯で軽く洗い、柔らかいスポンジで優しくこすります。
強くこすると木を傷めるので注意が必要です。

STEP
ぬるま湯ですすぐ

洗剤が残らないように、たっぷりの水でしっかりすすぎましょう。

頑固な黒ずみの場合

STEP
重曹水を使う

水200mlに重曹小さじ1を溶かし、その中に布を浸して黒ずみ部分を拭き取ります。
短時間で行うのがポイントです。

STEP
酢水で拭き取る

水3:酢1の割合で作った酢水を布に含ませて拭きます。
酸の力で汚れを分解できます。

STEP
日陰でしっかり乾燥

洗った後は風通しの良い日陰で自然乾燥させることで、再び黒ずむのを防げます。

お手入れが苦手なら漆塗りを選ぼう

黒ずみが気になるのなら、漆塗りやウレタン塗装の曲げわっぱを選ぶのもおすすめです。

確かに吸水性は落ちますが、その分汚れや黒ずみがつきにくく、お手入れも簡単になります。

また、曲げわっぱには容量や形もさまざまあるので、用途に合わせて選ぶのがポイントです。

詳しくは曲げわっぱのサイズ別おすすめ紹介で紹介しています。

【カビの取り方】もし曲げわっぱにカビが生えたら

黒ずみなら簡単に落ちますが、カビの場合は少し手間がかかります。ただし、正しい方法を使えば再び使えるようになる可能性があります。

STEP
酢水で拭き取り

酢1:水3で作った酢水を布に含ませ、カビ部分を丁寧に拭きます。

STEP
アルコール除菌

食品用のアルコールスプレーを吹きかけ、殺菌します。

STEP
しっかり乾燥

日光に当てると木が割れる可能性があるため、直射日光は避け、風通しの良い場所で乾燥させましょう。

STEP
使用を控えるべきケース

カビが木の奥深くまで浸透している場合は、完全に除去できません。
その場合は残念ですが、健康面を考えて使用を控える方が安全です。

なお、カビや食中毒のリスクについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になりますよ。

 曲げわっぱ弁当で食中毒を防ごう!夏でも安全に使う正しい方法とNG例

曲げわっぱの黒ずみ・カビを防ぐ日常ケア5つ

黒ずみやカビは、一度できてしまうと完全に取るのが難しいことがあります。
したがって、日常のケアがとても重要です。

以下の習慣を取り入れると、長くきれいに使えますよ。

使ったらすぐに洗う

時間が経つと食材の色素や油が染み込みやすくなります。
食べ終わったらすぐにぬるま湯で洗いましょう。

乾燥を徹底する

洗った後は布巾で水気を拭き取り、風通しの良い場所でしっかり乾かします。

直射日光は避ける

強い日差しは木を傷め、ひび割れや変形の原因になります。

長期間使わないときは新聞紙で包む

新聞紙が湿気を吸ってくれるため、カビを防げます。

定期的にオイルを塗る

植物性オイルを薄く塗ることで、木に潤いを与え、汚れがつきにくくなります。

まとめ

黒ずみとカビを見極めて正しくお手入れしよう

この記事では曲げわっぱの黒ずみの取り方を中心に、カビとの違いや掃除の仕方、予防法まで解説しました。

  • 黒ずみは主に食材の色素や油分によるもの。洗浄や重曹で取れることが多い。
  • カビは菌の繁殖が原因で、酢水やアルコール除菌が必要。
  • 黒ずみとカビの見分け方を理解していれば、安全に使い続けられる。
  • 黒ずみが気になるなら、漆塗りやウレタン塗装の曲げわっぱも検討できる。
  • 日常的なケアが一番の予防になる。

お気に入りの曲げわっぱを長く愛用するために、今日から正しいお手入れを実践してみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

少しでも役に立ったと感じたら、こちらをクリックお願いします。

最高LIFE! - にほんブログ村
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次