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曲げわっぱ弁当で食中毒を防ごう!夏でも安全に使う正しい方法とNG例

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おしゃれで人気の「曲げわっぱ弁当箱」。

天然の杉や檜で作られた木の温もりは、見た目の美しさだけでなく、通気性が良いことでご飯を傷みにくくしてくれます。

しかし、特に夏場や湿度の高い時期は、使い方を間違えると食中毒のリスクが高まります。

曲げわっぱの特徴は、木の吸湿性によってご飯の余分な水分を吸収し、適度な湿度を保ってくれることです。

このためプラスチック容器よりも白米が傷みにくいといわれています。

しかし、熱々のまま詰めたり、汁気を切らずに入れたりすると、吸湿性だけでは菌の繁殖を防ぎきれません。

この記事では、怖い食中毒を防ぐ方法とやりがちなNG行動を紹介します。

特別なことはしなくても、夏でも安全にお弁当が食べられるので、最後まで読んでくださいね。

目次

曲げわっぱのお弁当箱が食中毒対策になる理由

曲げわっぱに使われている杉や檜の木材は、余分な水分を吸収して放出する性質があります。

これによりご飯がべたつかず、雑菌が繁殖しにくい環境を作ってくれます。

さらに木の香り成分には防菌効果があるとされ、夏場でも一定の安全性を確保できます。

ただし、漆塗りやウレタン塗装の曲げわっぱには注意が必要です。

これらの曲げわっぱは、油や汁気が染みにくくお手入れが簡単です。

しかし、白木に比べて吸湿性が低いため、ご飯の調湿効果は弱め。

粗熱をしっかり取る、汁気を切る、保冷対策を行うなどの基本ルールは必須です。

用途に応じて、白木タイプか漆塗りタイプかを選びましょう。

夏場でも安心!曲げわっぱ弁当の正しい使い方

では、具体的にはどのようにすれば食中毒を防ぐことができるのでしょうか?

重要なことは、3つあります。

  • 粗熱を冷ます
  • 汁気を切る
  • 保冷剤を使う

ここからは、詳しい対策方法を説明していきます。

粗熱の正しい冷まし方

炊きたてのご飯を熱いまま詰めると、弁当内部に蒸気がこもり菌が繁殖しやすくなります。

ご飯は大きめの皿やバットに広げ、うちわや弱風の扇風機で5〜10分ほど冷ましましょう。

また、おかずはキッチンペーパーを敷いたバットや平皿に置き、油や水分を吸わせながら冷まします。

電子レンジで加熱するときは、ラップで完全に覆わず、少し隙間をあけると蒸気が逃げやすいですよ。

このひと手間で、水分による食中毒リスクを大幅に減らせるので、ぜひ試してください。

汁気の切り方で菌の繁殖を防ぐ方法

煮物や和え物は、見た目以上に水分が多く含まれています。

ザルに一度あげて余分な水分を落としたら、キッチンペーパーで軽く押さえて汁気を吸い取ります。

他にも、おかずカップを二重にして下に漏れないようにしましょう。

特に夏場は汁気を切る工夫が、食中毒防止に直結します。

保冷剤と保冷バッグの正しい使い方

実は、保冷剤や保冷バッグは正しい使い方で効果が最大化します。
保冷剤は、お弁当箱の上に置くと効率よく冷えます。

冷たい空気は、上から下に流れるためです。

また、保冷剤を2~3個サンドイッチ状に配置し、保冷バッグはアルミ加工タイプを選び、隙間をタオルで埋めましょう。

お弁当は、日光が当たらない場所に置き、長時間の持ち運びは避けることも忘れずに!
これで持ち歩き時間が長くても安心です。

曲げわっぱ弁当でやってはいけないNG例一覧

実は、以下の行動が、食中毒のリスクを高めています。

NG行動 食中毒リスク
炊きたての熱いご飯をそのまま詰める湿気がこもり、菌が繁殖しやすい
汁気の多いおかずをそのまま入れる菌の温床になりやすい
保冷剤を入れない・正しく配置しない夏場は特に食中毒リスクが高まる
前日の残り物を十分に加熱せず詰める既に菌が増えている可能性がある
洗った後にしっかり乾かさず収納する曲げわっぱ自体にカビや菌が発生する

これらのNG行動を避けることが、まず第一歩です。

食中毒を防ぐグッズと殺菌効果のある食材

普段のお弁当にプラスするだけで、食中毒のリスクを下げることができます。

まずは、置いたり使用したりするだけで、菌の繁殖を抑えることができる便利グッズを3つご紹介します。

抗菌シートや便利グッズ

抗菌シート
ご飯やおかずの上に置くだけで菌の繁殖を抑える

銀イオン加工のカップ
抗菌効果が持続し夏場に便利

アルコール除菌スプレー
詰める前に弁当箱内側に軽く吹きかける

次は、食中毒が起こりやすい時期に積極的に取り入れたい殺菌効果のある食材をご紹介します。

殺菌効果のある食材

これらは、昔からお弁当の知恵として活用されてきた食材も有効です。

梅干し
強い抗菌作用があり、ご飯の中央に入れると効果的

しょうが
おかずに加えると菌の増殖を抑える

大葉(しそ)
香り成分に抗菌作用があり、仕切り代わりにもなる

わさび・からし
少量加えるだけでも保存性を高める

積極的に使用して、食中毒を防ぎましょう。

自炊が疲れたときは冷凍弁当を活用しよう

毎日のお弁当作りは大変です。
特に夏は食中毒を気にして手間も増えます。
そんなときは冷凍弁当を活用しましょう。

自炊に疲れた日でも温めるだけで栄養バランスの整った食事がとれる「Delipicks」なら管理栄養士監修で安心ですよ。

夏場に持ち歩くというより、自炊疲れの対策として家庭で活用するのがおすすめです。

詳細はこちらの記事も参考にしてくださいね。

【知らないと損】Delipicksの評判まとめ!まずいって本当?徹底調査してみた

まとめ

曲げわっぱ弁当で夏も安全にランチを楽しもう

曲げわっぱを正しく使えば、夏でもおいしく安全にランチを楽しめます。

  • 粗熱をしっかり取る
  • 汁気を切る
  • 保冷剤や保冷バッグを正しく使用する
  • 抗菌シートや梅干しなど自然の食材を活用する
  • NG行動を避ける

また、曲げわっぱの種類やサイズ感に応じて、こちらの記事もチェックするとさらに安心です。

【サイズ比較】曲げわっぱ弁当箱おすすめ10選!小・中・大容量まとめ

正しい使い方を押さえて、夏でも安心で美味しいお弁当ライフを楽しみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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