オーブントースターで魚を焼いたら、使うたびに魚臭くなってしまったことありませんか?
他の料理への臭い移りも気になりますよね。
オーブントースターについた軽い魚の臭いは、コーヒーかすやお茶の出がらしでとることができます。
しかし、魚を焼くたびに臭いを消すのは大変です。
この記事を読めば、臭いを気にせずに料理ができるので、レパートリーが大幅に増えますよ。
- 魚を焼いたあとの臭いの消し方
- オーブントースターに臭いをつけない方法
- オーブントースターで魚を焼くときの注意点
わざわざ魚用にオーブントースターを買うのはもったいないので、最後までしっかり読んでくださいね。
オーブントースターについた魚の臭いの取り方5つ!!

オーブントースターで、魚を焼くと臭いはいつまで経っても消えません。
これは、魚を焼いたときに魚の脂が飛び散ってオーブントースターの中に残るからです。
飛び散るため通常のお手入れだけでは、臭いが残ります。
しかし、以下の5つを使うことで、臭いを消すことができるんです。
- コーヒーかす
- お茶の出がらし
- レモン汁
- 重曹
- クエン酸
軽い臭いなら、コーヒーかすやお茶の出がらし、レモン汁で消すことができます。
しかし、何度も魚を焼いたり、焼いてから何度か使用した頑固な臭いには、重曹やクエン酸を使い、中を掃除しましょう。
【コーヒーかす】活性炭の5倍の消臭効果
ドリップコーヒーが好きな方なら、コーヒーを抽出したコーヒーかすを使いましょう。
焙煎後のコーヒー豆の表面にはたくさんの小さな孔があり、活性炭と同じように脱臭・消臭効果があります。
ただ捨てるだけだったドリップコーヒーのかすも、オーブントースターの消臭に使えるのでエコですね。
コーヒーかすを使った消臭方法
扉を開けずに数分放置しましょう。
焦がしてしまうと、オーブントースターが焦げ臭くなってしまいます。
コーヒーかすが焦げないように見張ってくださいね。
【お茶の出がらし】手軽に簡単
緑茶や紅茶の出がしらにも脱臭・消臭効果があると言われています。
臭いの成分を分解するカテキンや抗菌作用があるテアフラビンが、お茶の出がらしには含まれています。
他にも、活性炭と同じように脱臭効果のある茶がらの孔があり、これらが脱臭・消臭効果を生みだします。
出がらしを使った消臭方法
扉を開けずに数分放置しましょう。
日頃から、お茶を飲んでいる方なら、特別に脱臭剤を買わなくてもいいのも助かりますよね。
【レモン汁】掃除もできる
レモンには脱臭効果があるので、オーブントースターの臭い取りに使えます。
レモンにはクエン酸と一緒にリモネンという成分が含まれているため、魚の臭いもとることができるのです。
特にリモネンは、レモンの皮に多く含まれていますが、以下の柑橘系の果物にも含まれています。
使い切れず残ってしまったレモンも、大活躍しますね。
しかも、クエン酸の力で汚れが落ちやすくなります。
臭いも取れるし、オーブントースターもきれいにできるので、一石二鳥の方法です。
レモン汁を使った消臭方法
レモン汁の場合は、お弁当用のアルミカップが使いやすいですよ。
レモンは適当な大きさにカットしたり、レモン汁をしぼったりすればOKです。
キッチンペーパーで拭き取ることで、臭いだけでなく、油汚れもおとせますよ。
【重曹】油汚れもスッキリ落とす
油汚れを落とすのに大活躍する重曹は、魚の臭いを消すのに大活躍します。
重曹には、消臭作用と除菌作用があるため、魚の臭いも消してくれますが、クエン酸よりは多少効果が劣ります。
なぜなら、重曹も魚の臭いも同じアルカリ性のため、中和させることができないからです。
しかし、オーブントースターの油汚れにはクエンよりも重曹の方が効果的で、きれいになれば臭いもマシになるでしょう。
重曹を使った消臭方法
汚れが気になるときは、メラミンスポンジに重曹を含ませて掃除しましょう。
アルカリ性の重曹は金属製品を変色させるおそれがあります。
製品内部に入ると充電部に悪影響を及ぼすおそれがあるとして推奨していないメーカーもあるので、説明書で確認してください。
オーブントースター全体をきれいにしたいのなら、こちらの記事で紹介しています。
オーブントースターの頑固な汚れの掃除の仕方!汚れたままでは食中毒の危険
【クエン酸】魚の臭いがすっきり
クエン酸は、魚の臭いを強力に除去することができます。
魚の生臭さの原因であるトリメチルアミンはアルカリ性です。
つまり、酸性のクエン酸で中和することで臭いを除去することができるのです。
また、食用のクエン酸なら、万が一口に入っても安心です。
クエン酸は、服の生乾き臭を消すためにも役立つので、あっても損はしませんよ。
クエン酸でできる服の生乾き臭の対処法は、こちらの記事で紹介しています。
【保存版】生乾き臭の簡単な消し方は5つ!!発生させない方法も紹介
クエン酸を使った消臭方法
たったこれだけで、庫内の魚の臭いを除去することができます。
クエン酸は、魚の臭いだけではなく、水垢の掃除も得意です。
キッチン周りやお風呂など、水周りの掃除にも適しているので、試してみてくださいね。
オーブントースターに魚の臭いをつけないポイント

魚を焼くたびに大掛かりな掃除をしたくないなら、グリルパンをしましょう。
グリルパンを使うことで、オーブントースターの汚れが最低限に抑えられます。
しかも、余分な油は落とすのにふんわりとした食感が味わえます。
また、蓋のついたグリルパンなら脂の飛び散りも防ぐことができるので、臭いをつけにくいですよ。
オーブントースターで魚を焼くときの注意点!

魚を焼くときは、生焼けにならないようにしっかりと火を通しましょう。
オーブントースターは、表面から焼いていくため、表面が焦げていても中は生のことがあります。
温度やワット数、時間などを守り、必要に応じてアルミホイルを被せましょう。
理想の温度は220℃でワット数は1,000W
オーブントースターは、温度またはワット数で調節します。
魚を焼くときは、220℃または1,000Wが目安です。
ワット数は、高ければ高いほど早く温まります。
もし、お使いのオーブントースターが800Wでも、少し時間がかかるだけで、魚が焼けないわけではありません。
焼き時間は15分が目安
オーブントースターで魚を焼くときの時間は、15分前後です。
オーブントースターの種類や魚のサイズによって、焼き時間は変わるため、あくまで15分は目安となります。
まとめ
- オーブントースターの軽い臭いなら、コーヒーやお茶のかすを温めることで、消臭してくれる
- 重曹やクエン酸は消臭効果に加え、油汚れなども落とすことができるので、オーブントースターの掃除にぴったり
- 魚の臭いをオーブントースターにつけないためには、グリルパンで魚の脂を飛び散らせないようにするのが良い
- 魚を焼くときは1,000Wで15分を目安に焼き、焦げやすい場合は、アルミホイルで蓋をする
グリルで焼くより手軽で、使い道豊富なオーブントースターは、1台あるととても便利です。
あなたもこれを機会にもっとオーブントースターを活用してみませんか?
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