最近寝ても疲れが取れないなぁ。
と感じていませんか?
その布団、実は買い替え時かもしれません。
- 夜中に何度も目が覚める。
- 朝起きると体がバキバキ。
そんな経験ありませんか?
実は、へたりや汚れのついた布団では、しっかり体を休めることができないんです。
また、布団の買い替え時期は、年数で考えるのもよいですが、へたりや汚れ、暖かさを感じないのも買い替えどきです。
洗濯やお手入れ方法を見直すことで、解消することもありますが、解消しない場合は買い替えを検討しましょう。
布団のお手入れ方法は、こちらの記事で紹介しています。
【知らないと恥ずかしい】布団の洗濯頻度は年に1回!普段からできるお手入れ方法も紹介
この記事を読めば、あなたにぴったりな布団が見つかります。
- 布団の買い替え時期の見極め方
- 布団を買い替えるメリット
- 布団を安く買う方法
- 布団の捨て方
あなたに合った布団を見つけることで、あなたの仕事効率もアップし、毎日が楽しくなりますよ。
布団の買い替え時期はいつ?見極めポイントを解説

寿命を迎えた布団を使い続けると、体を痛めてしまうので、買い替えを検討しましょう。
布団の買い替え時期は、掛け布団と敷き布団で違います。
しかし、年数はあくまで参考であり、実際寝た時の寝心地の悪さや臭い、ダニなどのトラブルを基準に検討しましょう。
特に敷き布団は、体重がかかるためへたりやすく、寝たときに底つき感が出てきます。
へたった布団での睡眠は寝返りが多くなったり、圧力がうまくいかずに起きた時に痛みを感じたりすると体にも良くありません。
掛け布団も、綿の偏りなどにより暖かさを感じにくくなります。
つまり、寿命を迎えた布団では睡眠の質が落ちるばかりか、疲れが取れない悪循環に陥るのです。
平均的な布団の寿命はどれくらい?
普段の平均的な寿命は、素材や種類によって異なり、一般的な布団の寿命の目安は、3〜5年程度です。
また、掛け布団と敷布団でも寿命は変わります。
- 羽毛布団 約5〜10年(高品質なものは10年〜15年)
- ウール(羊毛)布団 約5年
- ポリエステル 約2〜4年
- 木綿わたや羊毛の敷布団 約3年
- ポリエステル 3ヵ月〜3年
- ウレタン 5〜10年
- 樹脂製 約7年
敷布団は、体重がかかるためへたりやすく、寿命も短めです。
定期的な天日干しやクリーニングを行うことで寿命を延ばすことができます。
しかし、素材の特性や使用頻度によって変わるため、布団が薄くなったり、へたりで寝心地が悪くなってきたら、買い替えや打ち直しを検討しましょう。
寿命を迎えた布団のサインは寝心地の悪さ
寿命を迎えた布団の主なサインは、以下の3つです。
- へたり・弾力性の低下
- ニオイやカビの発生
- 朝起きたときの身体の痛み
他にも、掛け布団と敷布団では、寿命のサインは違います。
掛け布団の寿命サイン
暖かさを感じなくなる
特に羽毛布団の場合は、羽毛が劣化することで、空気を含みにくくなり、保温性が低下します。
また、羽毛がへたって布団のボリュームがなくなると体にフィットしなくなります。
クリーニングをしても臭いが取れない
染み付いた臭いがクリーニングでも取れなくなります。
羽毛が布団から突き出てくる
布団の生地が劣化し、羽根が布団から出てしまうことがあります。
敷布団の寿命サイン
布団が薄くなり、底つき感が出る
特に腰部分がへたって真ん中が薄くなることが多いです。
また、底つき感があると寝返りが多くなったり、寝ていても体が痛く感じることがあります。
臭いが気になる
染み込んだ汗や皮脂、または雑菌の繁殖で臭いがでてきます。
カビやダニの発生
カビやダニが発生してしまった布団は、100%除去することはできないため、買い替えを検討すべきです。
これでは、体圧が分散されず、一部の部位に負担が集中してしまい、痛みやしびれが生じるのです。
また、寝返りが打ちにくくなることで体圧が分散されず、筋肉疲労や血流の悪化も痛みの原因となり、疲れが取れません。
これらのサインが見られたら、布団の買い替えや打ち直し、または適切なメンテナンスを検討するタイミングです。
特に保温性の低下や底つき感、臭いの発生は健康や睡眠の質に影響を与えるため注意が必要になります。
種類別に見る布団買い替えの目安の時期
掛け布団と敷き布団の寿命の見分け方について解説していきます。
まず、掛け布団の場合は、保温性が失われてきたと感じたら買い替え時です。
また、使用期間が長かったり、汚れや臭いが取れなかったりしたときも、寿命だといえます。
敷き布団の場合は、布団がへたって体がそこについてしまったり、体に痛みが出ていたりしたら買い替えましょう。
布団で多く使われている羽毛布団や羊毛布団、化繊布団の違い知っていおて損はないので、参考にしてくださいね。
掛け布団の寿命とタイミング
掛け布団の場合は、以下のトラブルが出始めたら交換を検討しましょう。
- 羽毛が出てきたり、生地に穴やほつれがある
- 布団のふくらみが減り、保温性や弾力が低下している
- 中身が偏っている
- 寝ていて寒さを感じるようになった
- 汚れや臭いが取れず、日干ししても改善しない
- 使用開始から約5~10年経過している
- 寝心地が悪くなったと感じる
敷き布団の寿命と交換サイクル
一般的な敷き布団の交換サイクルは、素材により異なりますが、3~5年を目安に買い替えや打ち直しを検討しましょう。
タイミングは以下のトラブルが出始めたときです。
- へたり(元に戻らない凹み)が目立つ
- 寝心地が悪くなった
- 腰や肩に違和感が出る
- 布団が薄くなった
- 中身が偏った
- 天日干しや布団乾燥機でふっくら感が戻らない
羽毛布団・羊毛布団・化繊布団の違い
【羽毛布団】長く良いものを使いたい人
羽毛布団は、適切なケアをすれば10~15年、品質が高いものは20年以上も使えることもあります。
これは、羽毛は復元力や保温性が高く、長期間快適に使えるからです。
買い替えは、ふんわり感や保温性が落ちてきたら検討しましょう。
【羊毛布団】掛け布団と敷布団を揃えたい人
羊毛の掛け布団の一般的な寿命は5~10年、敷布団の場合は3~7年程度が目安です。
弾力性や吸湿性に優れていますが、洗濯や使用状況によって縮みや硬化が起こりやすく、寿命が短くなることもあります。
しかし、打ち直し(リフォーム)で再生することも可能なので、愛着を持ち長く使い続けたい人におすすめです。
【化繊布団】安いものを使いたい人
化繊布団(ポリエステルなど)の寿命は3~5年程度と短めです。
化繊の普段はへたりやすく、保温性や弾力性が低下しやすい特徴があります。
しかし、価格が安く手軽に買い替えられるため、布団を頻繁に変えたい人にはぴったりの布団と言えるでしょう。
布団を買い替えるメリット4つ紹介

寿命を迎えた布団を買い替えると睡眠の質が向上し、体の疲れも取れやすくなります。
なぜなら、寿命を迎えた布団は、保温性や吸湿性が低下していたり、体重が分散されずに負担がかかってしまうからです。
布団を買い替えるメリットは、以下の4つがあります。
- 快適な睡眠環境の維持
- 体に合った寝具での睡眠の質向上
- 衛生面の向上
- 長期的なコストパフォーマンス
長年使い続けている布団は、へたりやすく、日頃のお手入れも大変になってきます。
特にダニやカビなど衛生面での不安は100%拭うことはできません。
また、年齢による体の不調なども考慮して布団を選ぶことで、体に負担をかけにくくなります。
以上の点からも、布団を買い替えることは、睡眠の質を向上し、日中のパフォーマンスアップに繋がるのです。
快適な睡眠環境の維持
布団は使用年数が経つと劣化し、保温性や吸湿性が低下して快適な睡眠を妨げることがあります。
一般的に布団は、3〜5年を目安に買い替えることが推奨されており、買い替えることで健康的な睡眠環境を保てます。
特に冬は、寒さで目が覚めることもなくなり、朝までゆっくりと眠ることができるでしょう。
体に合った寝具での睡眠の質向上
買い替えのタイミングで自分の体に合ったサイズや硬さの布団を選ぶことができます。
体に合った敷き布団は、寝返りが楽になり、睡眠の質が向上します。
また、圧力も分散されるため、肩や腰に圧力もかからず、眠りやすさや疲れも取りやすくなるでしょう。
衛生面の向上
古くなった布団はダニやホコリが溜まりやすく、アレルギーの原因になることもあります。
また、湿気によるカビや臭いも不快に感じるでしょう。
新しい布団に買い替えることで、これらの衛生面の問題を一気に解消することができます。
長期的なコストパフォーマンス
高品質の布団は打ち直しで再生利用する選択肢もあります。
しかし、安価な布団の場合は、買い替えた方が経済的です。
安い布団を定期的に購入することで、長期間快適に使えます。
その結果、コストパフォーマンスが良くなることがあります。
布団を安く買うタイミングと方法

布団を安く買うなら、セール時期を狙ったり、アウトレット商品を選びましょう。
布団の値段はピンキリで、高いものでは10万円や20万円もするため、絶対失敗はしたくないですよね。
布団を安く買うなら、以下の3つのポイントを抑えましょう。
- セール時期を狙う
- オンラインと店舗の特徴を知る
- クーポンやアウトレットをうまく活用する
セール時期など、安くなる時期を狙うことで、普段よりお得に買えるでしょう。
オンラインと店舗では、オンラインの方が安いですが、実際に触ったり体感することができないため、失敗するリスクがあります。
また、型落ち品などを扱うアウトレットを扱う店舗では、高品質の布団を安く買うことができます。
ちょっと面倒ですが、品質を重視したいのであれば、実際に店舗に行って試してみましょう。
買い替えのベストシーズンはセール時期!!
布団を安く購入したいのであれば、セール時期を狙って購入しましょう。
布団の値段はピンキリですが、良いものをできるだけ安く買いたいですよね。
布団が安くなる時期は、以下の3シーズンあります。
- 年末年始セール
- 春の新生活シーズン
- 秋の寝具入れ替えセール
年末年始には、クリスマスや初売りで多くのお店が、セールを開催しています。
また、新生活が始まる春も布団の需要が高まり、安くなります。
色々買い揃えることが前提となるため、こだわりがないのであれば、春がおすすめです。
秋には、商品の入れ替えのため、アウトレット商品として安く購入できるお店もあります。
品質をキープしながら安い布団を探すには、アウトレット商品も視野に入れると良いですよ。
セール時期を狙えば、普段は買えない布団が、リーズナブルなお値段で買うことができます。
緊急性がないのであれば、セール時期を狙って買いましょうね。
【年末年始セール】思いも寄らない出会いがある
年末年始には、クリスマス商戦や初売りが行われるため、多くの店舗でバーゲンセールが実施されます。
また、福袋や特別セールで大幅値引きされることもあるため、しっかりリサーチしておきましょう。
【春の新生活シーズン】安くて品揃えも豊富
進学や就職など、新生活に向けて寝具も安くなることがあります。
また、冬用布団の需要が落ち着く時期でもあり、店舗は在庫を減らしたいため、羽毛布団などが安く販売される傾向があります。
【秋の寝具入れ替えセール 】安くて品質も良い
秋には、寝具の入れ替えセールの他、ブラックフライデーもあり、良い商品を安く買いたい人におすすめです。
大手の寝具専門店では、アウトレットセールも行われることが多いため、質の良い布団を安く買うチャンスでもあります。
オンラインと店舗どちらが安い?比較ポイント
布団を購入する場所として、通販サイトから買うオンライン購入と実際に店舗に言って買う方法があります。
通販サイトの場合は、時間を気にせずに好きな時間で購入することができます。
また、自宅まで届けてくれるため、時間がない人や店舗に行けない人におすすめです。
しかし、実物を見て購入できないため、トラブルもつきものです。
睡眠時の困りごとや体系などからあなたにぴったりな布団を見つけることができるでしょう。
通販サイトのメリット・デメリット
スマホやパソコンで、好きな時間に購入できる通販サイトは、普段選びのハードルを下げてくれます。
しかし、実際に寝心地を調べることができないため、失敗するリスクもあります。
失敗を防ぐためには、返品ポリシーの確認し、事前に返品条件(期間・費用負担)をチェックしておきましょう。
他にも、レビューから硬さや耐久性のクチコミを確認、専門店サイトで睡眠アドバイザーのオンライン相談を活用すると失敗が防げます。
メリット
時間と手間の節約
通販サイトを利用することで、仕事や家事で忙しい人や遠方の人でも購入しやすいです。
店舗訪問の必要がないので、好きな時間に購入することが可能になります。
また、複数メーカーの商品を比較する手間も軽減されます。
価格が安い
通販サイトは、店舗維持費や人件費が抑えられるため、実店舗より低価格で購入できるケースが多いです。
また、ネット限定セールやクーポンでさらに割引可能になります。
配送の利便性
日時指定配送が可能で、購入後の持ち運び負担が軽減されます。
専門店によっては、古い布団の無料回収サービスも提供しているところもあり、布団を破棄する手間もなくなります。
レビュー情報が活用できる
楽天やAmazonなどでは、実際の使用者の評価を参考に品質や寝心地を判断できます。
購入者のリアルな評価がわかるため、失敗しないようにチェックしておきましょう。
デメリット
実物確認の困難さ
写真や説明文だけでは、質感や硬さ、色味を正確に把握することができず、想像との差異が生じるリスクがあります。
試用期間の制約
一部サイトでは、返品保証を提供するが、布団では試用期間が短いか、返品手続きが煩雑な場合があります。
配送コストと時間
普段は大型の商品のため、送料が高額になる可能性があります。
また、即日配送が難しく、手元に届くまでのタイムロスが生じます。
専門アドバイスの不足
実店舗のようなスタッフからの体形・睡眠姿勢に合わせた提案が受けられます。
店舗での体験の重要性と価格差
店舗での購入では、実物を試せるのと専門的なアドバイスが得られるため、安心感があります。
しかし、専門店は体験やアドバイスの価値が付加されるため、同じ素材・品質でも量販店やネットより価格が高くなる場合があります。
安価なセット商品やセール品が豊富にあるため、専門店より購入しやすいでしょう。
店舗での体験の重要性
品質へのこだわりと専門性の高さ
寝具専門店では、品質の高い素材や細部にこだわった製品を扱うことが多いです。
専門的な接客・アドバイスの提供
店舗では専門スタッフが個別に相談に乗り、体型や睡眠の悩みに合わせた最適な布団選びをサポートしてくれます。
硬めの布団が良いと思っていても、専門家からしたら柔らかい布団の方が疲れが取れるなんてこともありますよ。
付加価値のある体験と安心感
店舗では実際に寝心地を試せます。
商品を手に取って確認できるため、安心感がある買い物ができるのです。
実物を見て比べられる
店舗では、様々なメーカーの布団や中綿、生地が違う布団などを実際に触って比べることができます。
重さや肌触りなどもしっかりと吟味できのです。
価格が高い理由
メーカー主導の価格設定
多くの寝具専門店は、複数のメーカー品を扱っており、メーカーが販売価格を指定・管理しています。
そのため、値引きが限定的で価格が安定しているのですが、メーカーの意向により高めに設定されることがあるのです。
仕入れロットの違いとオリジナル商品の製造コスト
自社でオリジナル布団を製造する専門店は、少量生産のために原価が高くなることがあります。
つまり、こだわり抜いた商品ということです。
クーポン・アウトレット・型落ち品も活用しよう
質の良い布団を選びたいけど、高くて手が出せないのなら、クーポンやアウトレット、型落ち品から探す方法もあります。
クーポンやキャンペーンを活用することで、実質的な負担額を下げられます。
一方、アウトレット品や型落ち品は、正規品と同等の品質です。
在庫処分やパッケージの傷、長期保管などの理由で大幅に値引きされていることが多くあります。
中には、最大で50%オフになる場合も!
つまり、普段は手が出しにくい価格帯のブランド布団も、アウトレットやセールやクーポン利用で手ごろな価格になるのです。
また、アウトレットやセールは時期や内容が変わるため、思いがけず掘り出し物に出会える楽しさもあります。
良い布団をリーズナブルなお値段で買えるため、寝具グッズにこだわることもできるでしょう。
自分に合った布団の選び方ガイド

布団は、いくら評判が良くてもあなたの体型や寝姿、季節や体質によって変わります。
痩せ型の人は柔らかめの布団、体重が重い人は硬めがおすすめです。
掛け布団は、冬は保温性重視、夏は吸湿性のある布団を選びましょう。
また、アレルギーのある人は、ホコリが出にくく、ダニの温床になりにくい素材を選ぶと安心です。
以上の点を踏まえながら布団を選ぶことで、あなたの睡眠は良いものへと変わります。
もしも、一人で選ぶのが不安ならば、店舗スタッフに相談してみましょう。
敷き布団の選び方:体重・体型・寝姿勢で決める
あなたに合った布団選びで、最も重要なのが敷き布団です。
敷き布団は、体重や体型、寝姿勢によって選ぶことで、快適な睡眠や腰痛予防をしてくれます。
まずは、体重と体型から選んでみましょう。
体重・体型で選ぶ
体重 | おすすめ | 備考 |
---|---|---|
体重が軽い人(40~55kg程度) | 柔らかめ(100ニュートン程度) | 体が沈みすぎず、しっかりと体を支えてくれるものを選ぶとよい。 |
標準体型(55~70kg程度) | 中間の硬さ(140ニュートン程度) | 多くの敷き布団が標準体型向けに作られているため、寝心地や素材で選ぶとよい。 |
体重が重い方(80kg以上) | 高反発で硬め | 体が沈み込みすぎず、腰への負担を軽減。 80kgなら10cm以上の厚みがあるもの。 |
次は、普段寝ている姿勢から選んでみましょう。
寝姿勢で選ぶ
適度な弾力と体圧分散性があるものを選ぶと、腰や背中への負担を減らせる。
肩や腰が沈みやすいので、体圧分散性が高く、肩部分がしっかり沈むタイプが適している。
背骨がまっすぐになる厚みと弾力がポイント。
柔らかすぎると腰が反ってしまうので、やや硬めの敷き布団。
他にも、快適な睡眠をとるのにチェックしておくポイントは、4つあります。
1.体圧分散性
体の一部に負荷が集中しないよう、全体に圧力が分散されるものを選ぶ。
2.通気性・吸湿性
汗をかきやすい人は、吸湿性・放湿性に優れた羊毛やウール素材がおすすめ。
3.耐久性
体重が重い人や長く使いたい人は、耐久性の高いウレタンや固わた入りの厚みのある敷き布団を選ぶ。
4.お手入れのしやすさ
洗えるタイプやカバー付きだとお手入れしやすい。
布団選びをスタッフに相談するときに、上記の点を伝えることで、スムーズにあなたに合った布団を見つけることができますよ。
掛け布団の選び方:季節・素材・保温性をチェック
掛け布団は、季節に合わせて選ぶことで失敗を防げます。
冬場保温性のある素材のものを選び、夏は通気性の良いものを選ぶと失敗が防げます。
季節ごとの選び方
適度な保温性と通気性を持つ「合い掛け布団」や、綿・ウール・ポリエステルなどの中厚タイプ。
通気性・吸湿性を重視した薄手の綿やリネン、吸汗速乾性のある素材の肌掛け布団。
高い保温性がある羽毛布団や吸湿発熱素材(Nウォームなど)、ウール、真綿(シルク)など。
素材ごとの特徴と保温性
素材 | 保温性 | 吸放湿性 | 軽さ | その他特徴 |
---|---|---|---|---|
羽毛(ダウン) | 非常に高い | 優れている | とても軽い | 体にフィットし、長く使える |
人工羽毛 | 高い | 普通 | 軽い | 洗濯可能 アレルギー対応 |
ウール(羊毛) | 高い | 優れている | やや重い | 弾力性があり、湿気に強い |
綿(コットン) | 普通 | 良い | やや重い | 放湿性がやや劣る、日干し推奨 |
ポリエステル | 普通~高め | 吸湿性低い | 軽い | ホコリが出にくく衛生的 |
吸湿発熱素材 | 非常に高い | ー | 軽い | 寒い冬向きだが、汗をかきやすい場合注意 |
真綿(シルク) | 高い | 優れている | 軽い | 肌触りが良く、ホコリが出にくい |
他にも掛け布団の選ぶポイントがあります。
体への負担が少なく快適な睡眠には、軽い掛け布団が理想です。
また、汗をかきやすい人や夏場は、吸放湿性の高い素材(羽毛、ウール、真綿など)を重視しましょう。
サイズをワンサイズ大きめを選ぶと、寝返りしても布団がずり落ちにくく、快適に睡眠できます。
他にも抗菌・防臭・洗濯可能など、生活スタイルやアレルギー体質に合わせて機能を選ぶことで、睡眠の質が上がるでしょう。
アレルギー体質の人におすすめの布団素材を紹介
アレルギー体質の人でも安心して使える布団素材は、以下のような特徴を持つものです。
- ホコリが出にくい
- ダニの温床になりにくい
ハウスダストやアトピー対策にもなるので、しっかりとチェックしておきましょう。
具体的な素材はこちらです。
- ホコリが出にくく、ダニの温床になりにくい。
- 特にインビスタ社のFiberfillやマイクロマティーク生地を使った掛け布団は、アレルギー・アトピー対策として高く評価されている。
- 丸洗いできるタイプが多く、清潔を保ちやすい。
- 羽毛布団のような軽さと暖かさを持ちながら、ホコリが出にくく、動物性アレルゲンの心配もない。
- ダニやホコリがたまりにくい構造で、アレルギーを起こしにくい素材。
- 天然素材だが、ホコリが出にくく、吸湿・放湿性に優れている。
- 静電気が起こりにくく、雑菌やホコリを寄せ付けにくい性質があり、アレルギー体質の方にも安心して使える。
- 綿素材でも高密度に織られた生地はダニの侵入を防ぎやすい。
- さらに洗濯できるタイプを選ぶと衛生的。
アレルギー持ちが避けた方がよい素材
羽毛や羊毛などの動物性素材は、ダニが寄り付きやすく、アレルギー体質の方には不向きとされているため注意が必要です。
ただし、高密度生地で包まれた羽毛布団なら、羽毛も出にくいためリスクを減らせます。
古い布団の捨て方と処分方法まとめ

布団を買い替えると、古い布団をどうしようか悩みますよね。
結論から言うと、羽毛布団ならリサイクル、羽毛以外は自治体のルールにしたがって粗大ごみとして捨てましょう。
羽毛布団の場合は、中の羽毛を取り出して洗浄し、新たな布団に蘇らせることができます。
一方、綿や真綿、ポリエステルなどは状態の良いものは、NPO法人などに寄付できますが、汚れていたり、破けていたりした場合は処分するしかありません。
処分方法としては、細かく切り刻み可燃ごみの袋に入れることで、可燃ごみとして出すこともできます。
しかし、切り刻むのにかなりの労力を必要とすることと部屋が汚れてしまうため、おすすめしません。
お住いの自治体へ問い合わせ、粗大ゴミとして出す方法が一番確実だといえます。
自治体ごとの粗大ゴミルールを確認しよう
古い布団を捨てるとき、代表的な方法は、粗大ごみとして出す方法です。
有料にはなりますが、一番確実な方法だと言えるでしょう。
ただし、他にも捨て方があるので、下の表にまとめてみました。
処分方法 | 方法 | 料金 |
---|---|---|
粗大ごみ | 多くの自治体では布団は粗大ごみ扱いとなる 申し込みをして指定された日に収集場所に出す 布団は丸めてひもで縛ってから出す | 有料 料金は自治体によって異なる。 |
可燃ごみ | 布団を細かく切り分けて指定の燃やすごみ袋に入れて、可燃ごみとして出す 地域によってはカットしても粗大ごみ扱いになることもある | 無料 布団を小さく切るのは労力がかかり、綿や糸屑が飛び散る可能性もあるのでおすすめしない |
回収業者に依頼 | 不用品回収業者やリユース業者に連絡し、引き取ってもらう 新品や状態の良い布団なら買い取りも可能 即日対応や回収作業を業者が行うため手間が省ける | 有料 回収料金がかかることもある |
布団販売店に引き取ってもらう | 新しい布団を購入する際に、古い布団を引き取ってもらえる場合がある | 購入店に確認 |
自治体のクリーンセンターに持ち込む | 自分で自治体のクリーンセンターに持ち込んで処分する | 有料 持ち込み手数料がかかる場合がある |
自治体ごとに細かいルールや料金が異なるため、必ず自治体の公式サイトや窓口で確認してから捨てましょう。
処分費用はどれくらい?
布団の処分にかかる一般的な費用は、以下のとおりです。
自治体の粗大ごみ回収
1枚あたりおおよそ200円~500円程度が目安です。
しかし、地域によって料金に差があり、300円~1,300円の範囲で設定されていることもあります。
まずは、お住いの自治体に連絡してみましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼すると、1,000円~3,000円程度が相場になります。
しかし、業者やサービス内容によってはさらに高額(4,000円~9,000円程度)になる場合もあるため、見積もりを取りましょう。
また、業者に依頼する場合は、他の不用品とまとめて依頼すると1点あたりの費用が割安になることもあります。
クリーンセンターなどへの持ち込み
クリーンセンターなど自治体の施設へ直接持ち込む場合、無料または非常に低額で処分できることがあります。
大体、無料~数百円で引き取ってもらえます。
しかし、持ち込みの手間や交通費がかかるため、車を持っていないと大変です。
リサイクル・寄付・回収サービスを利用する方法
状態の良い布団の場合は、リサイクルや寄付なども検討してみましょう。
捨てる以外での布団の処分方法は、以下の3つです。
- リサイクル回収サービスを利用する
- 寄付による再利用
- 回収・処分サービスの利用
羽毛布団は、「Green Down Project」やニトリの回収サービスで、リサイクルすることができます。
また、良い状態のものは、NPO法人などに寄付したり、リサイクルショップに引き取ってもらったりすることができます。
ただし、店舗の状況により、回収不可な場合や悪徳業者に引っかかってしまう可能性があるので、事前にチェックしておきましょう。
リサイクル回収サービスを利用する
羽毛布団の場合は、「Green Down Project」などのリサイクルプロジェクトに協賛している店舗で、無料で回収してもらえます。
イオン、イトーヨーカドー、百貨店、クリーニング店など
回収されると、羽毛は洗浄・再生され、新たな製品に生まれ変わります。
※羽毛布団でも羽毛率50%以上など条件があるため、詳しくはコチラで確認してください。
ニトリの回収サービスも布団のリサイクル回収として人気です。
新しい布団購入時に回収を申し込むと、配送時に不要な布団を引き取ってもらえます。
持ち込み回収も一部店舗で実施していますが、対象や料金、回収条件は店舗ごとに異なるため、事前確認が必要です。
詳しくはニトリのHPで確認してください。
まだ使えるなら寄付による再利用もあり
状態の良い布団(清潔で破損がないもの)は、NPOや福祉施設、ホームレス支援団体などへの寄付ができます。
寄付先ごとに受け入れ条件が異なるため、事前に問い合わせして確認してからにしましょう。
ただし、汚れや破れがある場合は寄付できないので、捨てたほうが良いかもしれません。
その他の回収・処分サービス
リサイクルショップでの買取も可能ですが、こちらも状態が良いものに限られます。
リサイクル・寄付・回収サービス利用時の注意点
せっかくリサイクルしようと思ったのに引き取ってもらえなかった。なんてことにならないためにも、注意しておいた方が良い点が3つあります。
1つ目は、羽毛布団以外はリサイクルや寄付の対象外となることが多いため、粗大ごみや可燃ごみとして処分しましょう。
2つ目は、リサイクル・回収サービスは店舗や時期によって実施状況が異なります。
必ず事前に公式サイトや店舗へ確認してから依頼しましょう。
3つ目は、無料回収をうたう悪質業者によるトラブルも報告されています。
トラブルを起こさないためにも、正規の店舗や公式サービスを利用しましょう。
サブスクを使えば全ての悩みがチャラになる!!

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ちょっとでも気になったら、公式HPでチェックしてみましょう。
まとめ
- 布団の買い替え時期は、3〜5年でへたりや弾力性の低下 、朝起きたときの身体の痛みがあったら早めに買い換える
- 布団を買い替えることで、しっかりと体を支えてくれるようになったり、快適な温度をキープしてくれたりするので熟睡できるようになる
- 布団を安く買うなら、セール時期やアウトレット商品がおすすめで、店舗で実際に使い心地を試したほうが失敗を防げる
- 布団を捨てるときは、粗大ごみになるが、羽毛布団ならリサイクル品として引き取ってもらえる
布団を定期的に見直すことで、質の良い睡眠が手に入ります。
あなたもこれを機会に、普段使っている布団を見直してみませんか?
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