＜この記事は、2025年11月10日に更新しました。＞
「最近、布団がなんだかカビ臭い…?」そんな悩みを感じていませんか?
一人暮らしでは布団を頻繁に干す時間がなく、気づかないうちに湿気がたまりがち。
放っておくと、寝具全体にカビが広がったり、健康にも悪影響を及ぼすことがあります。
この記事では、布団がカビ臭くなる原因と、簡単にできるニオイ取り＆予防法を解説します。
「すぐに消臭したい」「時間をかけずに対策したい」方も、今日から始められる内容です。
布団がカビ臭くなる主な原因とは？
まずは、なぜ布団がカビ臭くなるのかを知っておきましょう。
原因を理解しておくことで、今後の対策も取りやすくなります。
実は「カビ臭さ」はカビだけでなく、湿気・皮脂・寝汗など複数の要因が重なって発生します。
寝汗や湿気によるカビの繁殖
人は一晩でコップ1杯分（約200ml）の汗をかくといわれています。
その湿気が布団内部にこもると、カビが繁殖しやすい環境が整います。
特に冬場は、暖房で部屋が乾燥しているように感じても、布団の中は高湿度です。
敷きっぱなしで風通しが悪い
フローリングは冷たい空気が溜まりやすく、結露によってカビが発生するケースもあります。
そのため、直接布団を敷きっぱなしにしていると、下に湿気がこもりやすくなりカビが生えやすくなるのです。
嫌なカビを防ぎたいのであれば、フローリングに布団を敷くなら必見！カビ防止の下敷きアイテムを紹介を読んでカビから布団を守りましょう。
酸化した皮脂臭が混ざることも
汗や皮脂が酸化すると、独特の“古いニオイ”が発生します。
これが「カビ臭い」と感じる原因のひとつ。
清潔を保つためには、カバーやシーツの定期的な洗濯が欠かせません。
布団がカビ臭いときの応急処置3ステップ
「とにかく今すぐニオイをどうにかしたい!」という方に向けて、 すぐにできる応急処置3ステップを紹介します。
洗えない布団でも簡単にできる方法なので、忙しい一人暮らしでも安心です。
Step1：布団を陰干しして湿気を飛ばす
天日干しが難しいときは、室内でも窓際や風通しのよい場所に干すだけでも効果があります。
湿気を飛ばすだけで、ニオイの元を減らせます。
Step2：重曹・アルコールスプレーで除菌＆消臭
重曹を布団全体に軽く振りかけ、30分置いてから掃除機で吸い取ります。
一人暮らしでも使いやすい掃除機は、【2025年版】20代の一人暮らし女性におすすめの掃除機6選で紹介しています。
さらに、エタノール（アルコール）スプレーを全体に吹きかければ除菌も可能。
※カビの範囲が広い場合はクリーニングを検討しましょう。
Step3：布団乾燥機またはドライヤーで温風乾燥
カビ菌は60℃以上で死滅すると言われています。
そのため60℃以上の高温になる布団乾燥機を使えば、寝具の内部まで温められます。
こちらの布団乾燥機ならコンパクトで、スポット暖房にも使えるので一人暮らしにぴったり。
また、ドライヤーの温風を10分ほど当てるだけでも一時的な対処が可能です。
洗えない布団のカビ臭を取る方法
洗濯機に入らない布団でも、工夫次第でしっかり消臭・除菌できます。
ここでは、洗えない布団でも実践できる方法を紹介します。
消臭スプレーの選び方と注意点
消臭スプレーは布団専用タイプを選びましょう。
たとえば、花王 リセッシュ除菌EXのように、ダニ・カビ対策成分入りの商品が便利です。
ただし、吹きかけすぎると湿気の原因になるため、通気性を確保しましょう。
重曹シートや布団乾燥機の活用
重曹シートを布団の下に敷くことで、湿気を吸収しカビ臭を抑えます。
また、布団乾燥機を定期的に使えば、清潔で快適な状態を保てます。
クリーニングに出す目安とタイミング
ニオイが取れない、またはカビが広範囲に広がっている場合は、専門クリーニングに依頼しましょう。
年に1回程度はプロの手で丸洗いすると、ダニやカビの発生を防げます。
布団のカビ臭を防ぐ!5つの予防習慣
せっかくニオイを取っても、また再発してしまうのはもったいないですよね。
ここでは、一人暮らしでも続けやすい予防習慣を5つ紹介します。
① 朝はすぐに布団を畳まない
起きた直後の布団は湿気を含んでいます。
すぐに畳まず、30分〜1時間ほど空気に触れさせるだけで、湿気を逃せます。
② 除湿シートを敷く
布団の下に除湿シートを敷くと、湿気を吸収してくれます。
また、除湿機があると部屋の湿気対策もできるのでおすすめです。
詳しくは一人暮らしに除湿機って必要?1ルーム女子の湿気ストレスを解決する方法を読んでくださいね。
③ 定期的に布団を裏返す
週に1〜2回、裏と表を入れ替えるだけでも、湿気を溜めにくくなります。
また、布団入れ替えの日を作って習慣化させると忘れにくくなりますよ。
④ 収納時は圧縮袋を避ける
布団を圧縮袋に入れると空気がこもりやすく、カビの原因に。
そのため、収納時は乾燥剤を入れておくと安心です。
⑤ 部屋の換気と除湿を習慣に
梅雨や冬の結露シーズンは、1日2回以上の換気を。
除湿機を活用すれば、部屋全体の湿度を安定させられます。
それでもニオイが取れないときは?
上記の対策をしてもカビ臭が取れない場合は、布団の内部までカビが広がっている可能性があります。
そのまま使うと、呼吸器系のトラブルを引き起こすリスクも。
以下の方法を検討しましょう。
布団クリーニングを利用する
専門業者では高温乾燥や抗菌仕上げなど、家庭ではできない処理が可能です。
年に1回の利用を目安にすると、清潔な寝具を維持できます。
また、宅配クリーニングを利用すれば、布団を取りに来てくれるので、重たい荷物を持たずに済みます。
宅配クリーニングのデアは、クリーニング料と配送料合わせて7,150円です。
また、見積もりを取ったり、「この布団はクリーニングできるかな?」といった問い合わせもメールでできますよ。
防カビ・防ダニ布団に買い替える
最近では、軽くて通気性の高い布団や、カビ防止加工のある商品も増えています。
たとえば、ニトリの防ダニ抗菌敷布団やアイリスオーヤマの防カビ布団セットは人気です。
サブスクの布団レンタルを活用する
「布団を洗う・干すのが面倒」「部屋が狭くて保管が難しい」という方には、布団サブスクサービスもおすすめ。
なかでもRAKUTONは、自分専用の布団をクリーニングから保管まで徹底的に管理してくれます。
部屋が狭くて布団の保管に困っている女性にぴったりですよ。
詳しくは、布団のサブスクRAKUTONを他社と比較!!買うより8万円安くなるを読んでくださいね。
布団だけじゃない!畳にカビが生えた時の対処法
布団の下に敷いている畳にも、カビが広がるケースがあります。
畳のカビを放置すると、再び布団にもニオイが移ってしまうので要注意です。
基本は乾いた布でふき取り＋アルコール除菌が基本。
その後、しっかりと乾燥させることで再発を防げます。 畳の上にすのこや除湿マットを敷いておくのも効果的です。
ただし、賃貸の場合は畳のカビを勝手にとってしまうと弁償しなければいけないことも・・・
賃貸の畳のカビをとるときの注意点は、【一人暮らし女子向け】畳にカビが生えたらどうする?自分で簡単にできる掃除＆予防ガイドで紹介しているので、まずは読んでからとるようにしましょう。
まとめ
布団のカビ臭対策で快眠環境をキープ
布団のカビ臭は、湿気・汗・皮脂が重なって発生します。
ですが、原因を知って正しく対処すれば再発は防げます。
日常の小さな習慣を積み重ねることで、清潔で快適な寝具環境を保てます。
忙しくても続けられるカビ対策として、除湿シートや布団乾燥機の活用を取り入れましょう。
もしどうしても改善しない場合は、布団クリーニングやRAKUTONなどの布団サブスクサービスも検討してみてください。
寝具を清潔に保つことは、睡眠の質を上げる第一歩です。 今日から少しずつ、カビ臭ゼロの快眠生活を目指していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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