ホットケーキは、混ぜて焼くだけの簡単なおやつ。
しかし実際にフライパンで焼くと、焼き色がつかない・焦げる・形が歪むと感じたことはありませんか?
この失敗は、レシピや腕の問題ではありません。
フライパンという道具の特性を知らないまま焼いていることが、原因になっている場合がほとんどです。
この記事では、フライパンでホットケーキがうまく焼けない理由を整理しながら、きれいな焼き色と、ふんわり感を出すための基本の考え方をまとめます。
フライパンでホットケーキが失敗しやすい理由

ホットケーキは、強火で一気に焼く料理ではありません。
にもかかわらず、フライパンで焼くと失敗しやすいのは、フライパンの温度が安定しにくいからです。
家庭用フライパンは、
- 中心部だけ高温になりやすい
- 続けて焼くと熱がたまりやすい
という特徴があります。
その結果、同じように焼いているつもりでも、毎回仕上がりが変わってしまうのです。
フライパンは一度しっかり温める

焼き始める前に、フライパンは中火で温めます。
目安は、水滴を1滴落としたときにスーッと広がる程度。
焼く直前や途中で、何度も水を垂らす必要はありません。
油は入れすぎない

油が多いと、焼き色はきれいにつきません。
キッチンペーパーで、フライパン全体に薄く塗る程度で十分です。
これだけで、焼き色のムラはかなり減ります。
生地を流したら火を弱める

フライパンが温まったら生地を流します。
その直後に、火を弱火〜弱めの中火に落とすのがポイントです。
ホットケーキは、中までじっくり火を通す料理。
火が強いままだと、表面だけ焼けて中が生焼けになりやすくなります。
返すタイミングは「泡」で判断する

焼き色が気になって、つい裏をのぞきたくなりますが、返すタイミングは焼き色では判断しません。
表面にぷつぷつと泡が出てきて、縁が少し乾いて見えたら返し時です。
このタイミングで一気に返すことで、焼き色が崩れにくくなります。
続けて焼くときは、フライパンの熱に注意

1枚目がうまく焼けても、2枚目・3枚目で失敗することは珍しくありません。
理由は、フライパンに熱が蓄積していくから。
対策としては、
- 1枚焼くごとに火を少し弱める
- 焼き色が濃くなりそうなら、少し火から外す
この調整だけで、仕上がりは安定します。
フライパンで焼くときの現実的な考え方

フライパンでホットケーキを焼くのは、少量を丁寧に焼くことに向いています。
- 一度に何枚も焼きたい
- 焼きムラをできるだけ減らしたい
こうした場合、フライパンでは手間が増えてしまうのが正直なところです。
次の記事では、フライパンとホットプレートの違いを、ホットケーキ目線で整理しながら、どちらが自分に合っているかを判断できるように解説します。
フライパンとホットプレートの違い|ホットケーキはどっちが向いている?
まとめ
フライパンでもコツを知れば失敗は減らせる
フライパンでホットケーキがうまく焼けない原因は、特別な技術不足ではありません。
- 温度が安定しない
- 火加減が強すぎる
この2点が、ほとんどの失敗につながっています。
基本を押さえれば、フライパンでも、きれいな焼き色とふんわり感のあるホットケーキは十分に焼けます。
そして、「もっとラクに焼きたい」と感じたときに、次の選択肢を知っておくことが、料理のストレスを減らす近道です。

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