冷凍ご飯が美味しくない原因は4つ!!美味しさを保つ方法も紹介

ちょっと多めに炊いて残りは冷凍するけど、はっきり言って冷凍ご飯は美味しくない。
と思っていませんか?

ご飯を冷凍しておけば、好きな時に食べられるし、ご飯を炊く手間も省けますよね。

また、炊飯器の保温機能を使用するのをやめれば、節電にもなります。

しかし、冷凍ご飯ははっきり言って美味しくないと思っている人も多くいます。

我慢して食べてはいるけど・・・が本音じゃないですか？

実は、ちょっとした工夫をするだけで、冷凍ごはんもおいしく食べることができるんです。

この記事を読めば、残ったご飯を美味しいまま保存できるので、最後までしっかり読んでくださいね。

冷凍ご飯が美味しくないときに見直すポイント4つ

まず、なぜ冷凍ごはんがまずいのかを知っておきましょう。

多くの人が感じる冷凍ご飯が美味しくない理由は、3つあります。

実は、ご飯を冷凍する時点でパサパサだったり、きちんと密封していなかったりすると、水分が抜けてしまっているため、解凍しても美味しいご飯にはなりません。

また、自然解凍をしてしまうと、ビチャビチャでパサパサなご飯になります。

さらに、解凍と冷凍を繰り返すと美味しくないどころか、栄養価も落ちてしまうので注意が必要です。

ケース１：炊いてから時間が経ったご飯を冷凍した

まず、ご飯は冷めてしまうと水分を失われてパサパサになります。

残念ながら、一度パサパサになったご飯は、電子レンジで解凍してもパサパサで、炊きたてのふっくら感は得られません。

また、長時間保温をしたご飯も水分が失われています。

正しい冷凍の仕方

ご飯を冷凍するときは、炊飯後なるべく早く保存容器やラップで小分けにします。

しかし、熱々のままご飯を冷凍庫に入れるのはNG。
冷凍庫の温度を上げてしまい中に入った食品が傷んでしまいます。

ご飯は粗熱が取れたあと冷凍庫に入れて冷凍しましょう。
これで、水分を保ったまま冷凍することができますよ。

ケース２：きちんと密封できていなかった

冷凍ご飯を食べたら、なんだか臭いが気になってしまうことありませんか？

これは、冷凍保存中に冷凍庫内のにおいがご飯に移ってしまったからです。

とくに、ラップがきちんと巻けていなかったり、開いてきちゃったりすると庫内のにおいがついてくさいご飯になります。

正しい小分けの仕方

ラップで包むときは、隙間を作らずしっかりと包みましょう。
さらに密封袋などに入れて保存すると安心です。

容器に入れて保存するときは、きちんと蓋が閉まっているか確認してくださいね。

ケース３：解凍方法が間違っている

実は、自然解凍もご飯がべちゃべちゃになって美味しくなくなる原因です。

自然解凍でゆっくりとご飯を解凍すると、水分が出てご飯の表面がべちゃべちゃになってしまいます。

また、ご飯の水分が出てしまうため、食べた時にパサパサになってしまうのです。

正しい解凍の仕方

冷凍ご飯を解凍するときは、凍ったままのご飯を電子レンジで手早く解凍しましょう。

このように早く解凍することで、水分が保たれ、炊きたてのようにふっくらとしたご飯を味わえます。

再冷凍はまずくなるからNG

一度解凍したものを再度冷凍するのは、まずくなるだけではなく栄養価も下がるのでNGです。

解凍したものは食べきるか、食べきれる量で小分けにして冷凍するようにしましょう。

冷凍ご飯が美味しくないならおひつを使おう

それでもやっぱり冷凍ご飯が苦手ならば、おひつを検討してみましょう。

冷凍ご飯よりも、保存期間は短くなりますが、美味しいご飯が食べられるはずです。

冷凍ご飯は1週間ほどもつのに対し、おひつで保存したご飯は1日〜2日程度です。

実は、おひつの使い方は簡単で、炊きたてご飯を入れて、しゃもじでご飯を軽く混ぜてから蓋をするだけ。

蓋をすることで保温効果を高められるため、こまめに蓋をするようにしましょう。

また、ご飯を長時間保存する場合は、粗熱が冷めてからおひつごと冷蔵庫に入れてくださいね。

おひつを使うメリットとデメリット

タッパーでも良いんじゃない?と思いますよね。
実は、タッパーで保存すると、温めたときに水分量が増えたり、ダマになったりするんです。

しかし、おひつに入れたごはんは、程よい水分が保たれ、もっちりとご飯が味わえます。

材質にもよりますが、ご飯を美味しい状態のまま保存ができるものです。

炊いたあとすぐにおひつに入れることで、保温する必要がなくなり、電気代の節約になりますよ。

また、お手入れに関しては、おひつの素材によって変わるため、自分にあった素材のおひつを選びましょう。

【素材別】おひつの選び方

おひつの素材には、木製と陶器（セラミック）、プラスチックの3種類があります。
それぞれの特徴は以下のとおりです。

	木製	陶器（セラミック）	プラスチック
特徴	調湿機能がよく、水分を適度に保つ ご飯が美味しくなる	おひつ自体にコーティングがされていなければ、余分な水分を吸い取ってくれる	他の食器と同じように洗うことができるので、手入れに手間がかからない 初めての方にも使いやすい
おすすめポイント	木の香りが楽しめる ビチャビチャご飯も美味しくなる	おひつのままレンジで温められる	軽くて落としても割れない
デメリット	お手入れが難しい	重い 落とすと割れやすい	水分調整ができない
電子レンジ

木でできた昔ながらのおひつは、それなりにお手入れが必要なため、初めての人には難しいです。

まずは、おひつ生活を試してみたいと思うなら、プラスチックでまず使い心地を試してみましょう。

それでも、木のおひつを使ってみたいのであれば、曲げわっぱのお弁当箱で使い心地やお手入れの練習をするのもおすすめです。

木の質感やご飯の味の変化など、試すのにぴったりです。

初めてでも使いやすい曲げわっぱのお弁当箱については、こちらの記事で紹介しています。

曲げわっぱ弁当箱のメリット!実際に2年使ってわかった驚きの魅力

一人暮らしにおすすめのおひつはコレ!

一人暮らしにぴったりなおひつは、株式会社森井の『炭器　竹炭入プラスチック』のおひつです。

コンパクトで、一人暮らしの小さい冷蔵庫にもすっきり入ります。
プラスチックだから、軽くてお手入れもらくらく。

おひつに入れたままレンジが使えるので、洗い物も減らせますよ!

竹炭入だから、適度に水分をとってくれ、美味しいまま保存できるのも嬉しいですよね。

まとめ

• 冷凍ご飯が美味しくない原因は、冷めたご飯を冷凍したり、密封できていなかったりするから
• 冷凍ご飯を解凍する時は、電子レンジで一気に解凍し、再冷凍はしないこと
• おひつを使うことで、保存期間は短くなるが、美味しいご飯が食べられて節電にもなる
• おひつには、木や陶器、プラスチックがあるが、初めてなら安価で丈夫なプラスチックが使いやすい

冷凍ご飯は、ご飯が足りなかったときや炊く元気がないときに便利です。

しかし、美味しくないご飯を食べるのはストレスになります。

ちょっと気をつければ、冷凍ご飯も美味しくなるので、これを機会に冷凍ご飯の作り方を見直してみてはいかがですか?

さらに安い古古古米を美味しく食べる方法も、こちらの記事で紹介しています。

古古古米はまずい?おいしく食べる工夫と知っておきたい備蓄制度
節約にもなるので、試してくださいね。